アクソン社は、遠隔操作により飛行させることができるクワッドコプターを開発した。このクワッドコプターには、同社のスタンガン「テーザー銃」のミニチュアバージョンとビデオカメラ「アクソン・エアー」が装備されている。スタンガンは、オペレーターの指示で2本の小型の矢を発射する。この矢は、細いワイヤーでスタンガンとつながっている。矢が犯罪者に刺さるとショートが起こり、体に電流が流れる。犯罪者は一時的に体が動かなくなるとみられている。なお、スタンガンで死亡する可能性もある。
スタンガンを装備したドローンにはビデオカメラが搭載されているため、学校や企業、その他の場所に設置される監視カメラネットワークを含むより大規模なシステムの一部になることが可能。開発者は、アクソン・ドローンを用いて、60秒未満で銃撃事件を止めることができるようになることに期待している。
米国などの多くの国では、銃撃事件が深刻な問題となった。社会や当局はこの問題の解決策を模索している。
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