ソニーの出井元会長が死去 IT時代のソニーを推進

6月2日、ソニーの社長、会長を歴任した出井伸之氏が84歳で亡くなっていたことが7日になって初めて明らかにされた。死因は肝不全で、葬儀は密葬の形で近親者がすでに済ませていた。
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出井氏は1960年の入社から2005年のCEO退任まで終始ソニーの発展に貢献し続けた人生を送った。今日、世界で認識されるソニーのブランドイメージは1990年代に創り上げられたが、これには出井氏の貢献が大きい。
1995年に第6代ソニー代表取締役社長に就任。社長就任前から着目していたインターネットとAV、IT機器をつなげる重要性を見抜き、先駆けてネットワーク時代のソニーへと方向転換を成功させた。
日本内閣のIR戦略会議の議長、経団連の副会長など、社外活動にも尽力した。
後日、偲ぶ会が行われる予定。
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