日本とNATO、協力強化へ 統合幕僚長

自衛隊の山崎幸二統合幕僚長は7日、東京で開催された北大西洋条約機構(NATO)のロブ・バウアー軍事委員長との会合で、日本の自衛隊が北大西洋条約機構との連携を深めていくと表明した。
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山崎統合幕僚長は、「『自由で開かれたインド太平洋』構想の実現に向けて日・NATOの連携強化、結束を図っていきたい」と語った。また、同統合幕僚長は、既成の国際秩序を武力で変更しようとすることは許されないと強調した。
これに対しバウアー軍事委員長は、日本は同盟の「重要なパートナー」であると述べ、軍事的関係を調整する具体的な方法について議論することを提案した。
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今年5月、自衛隊の参謀本部である統合幕僚監部の責任者が、ブリュッセルで開催されたNATO軍の参謀総長会議に初めて出席した。
また、6月末には、岸田文雄首相がマドリッドで開催されるNATO首脳会合に出席する予定。NATO加盟国でない日本の首相が同会議に参加するのは初めてとなる。
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