ピット氏は2月にも2人の共同資産であるワイナリーをめぐり、ジョリー氏が2021年秋に自らの持ち株(50パーセント)をロシア人実業家ユーリ・シェフラー氏に無断で売却したなどとして、取引の無効を求めて訴訟を起こしていた。
BBCによると、今回新たに加えらた書面でピット氏側は、ジョリー氏が「故意に損失を出そうとした」と主張。ワイナリービジネスの成功のために「ジョリー氏は何も貢献していない」と指摘し、事業の売却は双方の同意に基づくものとする契約を破ったなどとしている。
ピット氏はワイナリー売却の無効を訴えるとともに、「裁判所で証明された額」の損害賠償の支払いをジョリー氏に求めている。
ワイナリーは南仏のコレン村にあり、2008年に2人が共同で購入していた。購入価格は2500万ユーロ(35億円相当)にのぼるという。
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