さらに日本側として次のように示した。
「引き続き協定のもとでの操業が行われるようロシア側と協議を行っていく考え」
これについてNHKは北海道漁業者の反応を伝えている。
今年1月から3月にかけての安全操業で、クナシル島(日本では「国後島」)周辺でスケソウダラの刺し網漁に参加した北海道羅臼町の漁業者は「もう少し詳しいことが分かれば言えることがあるかも。今は何も言えない」と戸惑いを隠せなかった。
タコ漁業者が所属する根室・落石漁業協会の庄林組合長は「今年は簡単に決まらないのではないかと思っていた。漁ができなければ水揚げの減少につながり漁業者も落胆すると思う。とにかく政府とロシアの交渉を見守るしかない」と話した。
また水産庁は「現在、外務省を通じて事実関係を確認中」としている。
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