ウクライナでの露特別軍事作戦

ラブロフ外相 国連仲介によるウクライナとの会合に用意 穀物輸出

ロシアはウクライナからの穀物輸出に関して国連とウクライナとの会合をトルコ・イスタンブールで開催することに前向きである。ラブロフ露外相が、トルコのチャブシュオール外相との会談後の記者会見で明らかにした。
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「トルコ・イスタンブールで穀物輸出に関して更なる会合をもつことについては、我々はその用意がある。国連が何らかの形で加わり、そのプレゼンスを示そうとしていることは評価する。しかしはっきり申し上げて、象徴主義以外、何の意味もない」
ウクライナ公共テレビの記者がラブロフ外相に対して、ロシアはウクライナの穀物などを「盗んでいる」と非難。それに対し外相は、次のように述べた。
「今日も説明したが、穀物は目的地に自由に輸送される。ロシア側からの障壁は何もない。外国船およびウクライナ船に黒海航行を許可するよう、ゼレンスキー大統領が命令を下す必要があるだけ。もしまだ何か指示しているのであればだが」
国連ではこれまで、穀物不足による食糧危機の恐れについて何度も言及されてきた。西側諸国は、ウクライナ穀物の世界市場への供給にロシアが抵抗策をとっているとして非難。ロシアはその非難を断固として否定してきた。
ウクライナでの露特別軍事作戦
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ロシアのプーチン大統領は、ウクライナからの穀物輸出問題は存在せず、ロシアはこれに干渉していないと明言してきた。ウクライナが港湾の機雷を解除すれば、穀物を積んだ船舶は何の問題もなく外に出られると指摘した。
輸送対象の穀物はおよそ2000万トンにのぼる。
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