プレスサービスによると、NATOの加盟国はこの地域におけるプレゼンスを空・陸・海のあらゆるレベルで飛躍的に強化させる必要があるという意識を共有しているという。その関連で、マドリードで開催されるNATOのサミットで然るべき決定が下されることに期待すると記されている。
カッラス首相によると、ドイツのオラフ・ショルツ首相もこの方針を支持しているという。ドイツはリトアニアに展開するNATO軍で中心的な役割を担っており、ドイツがバルト海地域の防衛保障に向けて費やしている努力を評価するとコメントした。また、ドイツが国防費をGDP比2%まで増加させることを決定したことについて、「歴史的」と歓迎した。
この結果、ドイツの軍事力は飛躍的に上昇し、これはNATO全体の防御力に加え、バルト海地域の安全保障を強化するとカッラス首相は強調した。
ウクライナ情勢について言及した中では、同国が更なる軍事支援を必要としていることから、西側は特に重火器を即座に供給する必要があると指摘したほか、EU(欧州連合)加盟候補国のステータスという明確な希望を与える必要性を指摘した。
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