NHKの報道によると、同組合には香川県内のうどん店など53事業者が加盟。そのうち、ほとんどの事業者が今年1月から大手スーパーで販売する生麵を約1割値上げし、2月から5月にかけては店で提供するうどんのメニューを7~20円値上げしたという。
原因としては2021年12月に国内の製粉メーカーが小麦粉を大幅に値上げしたことや、ウクライナ情勢の悪化を背景に世界の小麦輸出の3割弱を占めるロシア・ウクライナ両国からの供給が停滞し、小麦の需給バランスが崩れたことなどが考えられる。
製粉メーカーは今後の値上げをすでに発表しており、一部のうどん店では今年2回目の値上げも検討せざるをえないという。ある事業者は「企業努力でどうこうできるレベルではなくなった」と指摘している。
このニュースにツイッター上では「値上がりばかりでもう無理!」「うどん屋さんが心配」と困惑の声が挙がる一方、「20円X30日=600円です、大丈夫毎日食べます」などと値上げを甘んじて受け入れる意見もみられた。
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