インタビューで有名司会者のMCのジミー・キンメル氏はバイデン大統領に、緊急に重要書類を破棄する必要性が発生した場合、自宅トイレか、ホワイトハウスの執務室のトイレ、どちらに駆け込むかと訊ねた。
「トランプ氏に助けを求める」
その後、真面目な顔に戻ったバイデン氏は次のように語った。
「実際には、デリケートな書類に関しては何も破棄しない」
一連の答えの中でバイデン大統領は、大反響を呼んだニューヨーク・タイムズ紙の記事を明らかにほのめかすこととなった。同紙によると、トランプ氏は大統領時代、大統領文書保管法を軽視し、ホワイトハウスのトイレに一部文書を自ら流すことがあったという。
このインタビューを見た視聴者には不満や怒りを隠さない者もいた。キンメル氏のツイートには次のようなコメントが寄せられた。
「バイデンはなんと賢いのか。記者会見を回避し、トークショーにも出ない。よく練られたハードな質問が出るからね。軽快で感じのいいまま、米国の選挙人をアホ扱いしている。11月(編注:米中間選挙)末までね。成功しないわけないよね!」