江戸川区がひきこもりの大規模調査 40-50代に最多

東京の江戸川区がひきこもりの可能性がある15歳以上のおよそ25万人を対象に行った初の調査で、14歳以下の不登校児1113人と合わせ、区内に9096人のひきこもりがいるという結果が出た。比率でいうと、76人に1人がひきこもっていることになる。NHKが報じた。
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江戸川区は人口およそ70万人。そのうち18万世帯の24万6000人余りが、給与収入で課税がない、介護や障害など行政サービスを利用していない人がひきこもりの可能性があるとして調査対象に絞り込まれた。NHKが江戸川区の発表を引用して報じたところによれば、区内には9096人のひきこもりが存在し、男女比率は女性がわずか上回り、年代別では40代、50代が最も多いことがわかった。
江戸川区は今回、調査対象を絞り込んだうえに、郵送のアンケートに回答がなかった場合、訪問し、57%余りから回答を得た。3年前に国が行った調査より、一歩踏み込んではいるが、それでもアンケートに回答していない世帯が半数近くの7万7000世帯あることから、江戸川区のひきこもり人口はこれよりもさらに多いと見られている。
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回答でひきこもりたちは生活資金の不安を抱え、働き口や仲間づくりの場を求める一方で、一番多い回答は32%の「なにもひつようない、いまのままでよい」で、現状変更の難しさも浮き彫りになった。
ひきこもりという状態の表現は世界ではHikikomoriと認識されているほど、日本特有の現象とされてきた。ところが新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が蔓延した際、世界中の市民は外出が制限されため、非日常的な心理状態を味わい、隔離生活の終了後、ひきこもりの状態に移行する恐れが懸念された。この状態を考察した記事はこちらからお読みいただけます。
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