米国では現地時間の9日夕方、占拠事件を調査する連邦議会の選出委員会による公聴会が予定されている。こうした中、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に次のように投稿した。
「選ばれてもいない委員会は、なぜワシントンに多くの人がやってきたのか、その理由を検討するために1分も費やしていない。なぜなら、1月6日に起こったのは単なる抗議ではなく、これは我が国の歴史において最も偉大な運動の前兆であったからだ」
さらに元大統領は議会上院が2020年大統領選における不正疑惑の検討を拒否していると指摘した。
「彼らはこの点について何もしようとしない。なぜなら事実には勝てないからだ。だから、彼らができることといえば、これを大いなる嘘としておこう、ということだけだ。公聴会はまたお決まりの政治的カオスとなるだろう」
米国では現地時間の9日夕方、占拠事件の調査に関する公聴会が開かれ、事件当日についての結論が簡略に示される。調査委員会は9名の連邦議員で構成され、民主党、共和党の代表者が参加している。委員会を率いるのは民主党のベニー・トンプソン下院議員。委員会はこれまで千人以上を対象に聞き取り調査を行ってきた。
関連ニュース