ショルツ首相は次のように述べた。
「できるだけ多くの国が制裁に加わるため努力すべきである。なぜならそれは、兵器の供給や資金の提供などと並んで、ウクライナが今後、自身らの手で民主的な道を選び取り、自国の主権と領土保全を守り、将来的に独立を維持するための戦闘能力のある軍を保有することを目的とした支援を行う可能性を強化するものだからである」
ショルツ首相はまた、2014年に発動したすべての制裁は今も機能していると付け加えた上で、「この度我々は6弾目となる制裁を発動したが、世界の多くの国々の制裁は、戦闘がわずかでも止むとすぐに解除されてしまう」と述べた。
こうした上で、制裁解除の条件は情勢の改善であり、ロシアがウクライナに平和を強制することはできず、平和を達成するためにはウクライナとの間で合意を結ぶ必要があると理解することだとし、そうすれば結果的に、ウクライナの主権と領土保全は守られると主張した。
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