マレーシア航空MH17便撃墜事件の審理終結=オランダ

2014年7月、ウクライナ上空でマレーシア航空MH17便(ボーイング777型機)が撃墜された事件をめぐりオランダ・スキポールで開かれている裁判で、双方の主張の尋問が終わり事実上の結審を迎えた。
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ステインハウス裁判官によると、裁判で提出された証拠の審理には時間を要するとして、判決の言い渡しは早くても11月17日、最大で12月22日まで延期される可能性があるという。
MH17便撃墜事件は2014年7月17日、ウクライナ東部ドネツク州で発生。乗員・乗客298人全員が死亡した。犠牲者の約3分の2はオランダ人だった。
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事故後、ウクライナ側は同機がドネツク人民共和国の地対空ミサイル「ブーク」によって撃ち落されたと主張。2020年3月、撃墜に関与したとしてロシア人3人とウクライナ人1人が起訴され、オランダで裁判が始まった。これまでに被告はいずれも出廷していない。
ロシア政府は事件への関与を再三にわたり否定している。
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