「LiveScience」によると、地元スタヴァンゲル大学考古学博物館の研究チームは、この破片はヴァイキング時代の剣の柄の部分であるとみている。刀身は残っていなかった。研究チームはこの剣は現在のフランスか英国で作られたものだとみて更に研究を進める。
見つかった柄はひどく損傷しているが、豪華な装飾の跡がある。取手には黒の染料と銀で幾何学模様が描かれ、先端には獣の頭の形をした高技術の金めっきが施された鍔(つば)がみてとれる。
このような剣は6世紀中頃~11世紀中頃の後期鉄器時代に広がっていたもので、ヴァイキングの時代にあたる。研究チームはこの剣は最も豪華に装飾された珍しい剣の1つとみなしている。
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