元国務長官が警告、ロシアを中国の前線基地にしてはならない

ウクライナ危機終了後、西側はロシア用の「場所を用意」し、これにより中国が対欧州の前線基地としてロシアを使用させることを阻止する必要がある。ヘンリー・キッシンジャー元国務長官が英紙タイムズの取材に応じた中で指摘した。
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キッシンジャー元国務長官は取材の中で次のように発言した。
終了後はウクライナ用の場所とロシア用の場所を見つける必要がある。ロシアが欧州における中国の前線基地に代わることを望まないならば。
NATO(北大西洋条約機構)について言及した中では、欧州と米国の協力関係を維持していく必要性を指摘した。ただし、中東、及びアジアでは欧州と米国への態度に様々な問題があることから、欧州と米国の見解が必ずしも一致しないとした。なお、ウクライナ情勢によりNATO加盟国は古い「脅威」を思い出したことから、一致団結できたとも指摘した。
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