報道によると、同社の開発者であるブレイク・レモイン氏は、LaMDA言語プログラムはチャットボットとして機能し、「インターネットから何兆もの単語を吸収」して会話を模倣できるだけでなく、意識も持っていると主張している。レモイン氏は2021年の秋以来、LaMDAが差別的な語彙を使用しているかどうかをテストしてきた。チャットボットは自身の権利について書き、アイザック・アシモフのロボット工学三原則について議論していた。
レモイン氏は「私は、LaMDAが最近開発されたプログラムであることを知らなかったとしたら、(相手は)物理学が分かる7〜8歳の子どもだと思っていただろう」とコメントした。同氏は自身の発見をグーグルに証明しようとしたが、同社は彼に有給休暇を出した。
同紙によれば、他の従業員も「意識のある」プログラムとの会話について報告していた。
グーグルは、LaMDAによって処理されるデータが非常に多いため、何が書かれているのかをプログラムは理解する必要がないと説明している。ワシントンポストがインタビューした専門家によれば、プログラマーが「意識的会話」と思ったのは、インターネット百科事典やフォーラムの引用である可能性がある。一方、出勤停止処分を受けたレモイン氏は、無効にされることへの懸念について話しているLaMDAとの対話の一部を証拠として挙げている。
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