米国のインド太平洋戦略は特定の国を対象=中国国防部

中国の魏鳳和国防部長は12日、米国のインド太平洋戦略の目的は、ある特定の国を抑止するために対立を生み出すことにあると指摘した。
この記事をSputnikで読む
シンガポールで開催された安全保障会議「シャングリ・ラ会合」で、同国防部長は、米国の戦略は、自由で開かれたインド太平洋地域を口実に、その地域の国々を支配するための独占的なグループを創設しようとするものだと中国は考えていると強調した。
米中の国防相 バイデン政権発足後初の対面会談
中国外交部の公式サイトは王毅外交部長を引用し、「いわゆるインド太平洋戦略は、本質的に矛盾したものであり、対立を強め、平和を損なう戦略といえ、それがどのように提示されようとも、最終的には失敗に終わることになり、それを事実が証明するだろう」と表明した。
関連ニュース
米国がアジア版NATOを創設するなら、アジア大陸に平和は訪れない=中国の専門家
宇宙開発で中国が米国に挑戦状
コメント