同紙によれば、6月上旬までに、フィンランドはトルコから10件の身柄引き渡しの要求を受け取り、そのうち7件が許可された。フィンランドは2人の身柄を引き渡した。同時に、メディアの報道によると、これらの件はテロ組織とは関係なかった。
先に、トルコのエルドアン大統領は、スウェーデンおよびフィンランドの代表団とのNATO加盟に関する会談の結果に不満を抱いていると報じられていた。
トルコのチュルキイェ紙はスウェーデンとフィンランドのNATOへの加盟について、両国が5つの基本的な条件を満たす場合、トルコ当局は両国のNATO加盟に関する立場を再検討する可能性があると報じていた。
これよりも前、トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請手続きの開始を妨害したことが報じられた。エルドアン大統領は、トルコ政府はフィンランドとスウェーデンのNATO加盟に「イエス」と言うことはできないと述べた。トルコの非合法組織であるクルド労働者党の代表とのつながりに関する両国の保証を信じることができないためだ。大統領によると、もしトルコが賛同すれば、「安全保障のための組織ではなく、テロリストの代表がたくさんいる場所になる」という。
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