自民党の高市政調会長は「防衛費の対GDP比2%というのは、あくまでも対外的に日本の強い意志を示すという意味で、必要なものを積み上げていったら、どちらにしても10兆円規模になっていく」と述べた。2022年度の当初予算で、約5兆4千億円の防衛費について、高市氏は「スタンドオフミサイル(長距離巡航ミサイル)」などの導入や、宇宙・電磁波などの領域で能力強化を積み上げると、10兆円規模になるとの認識を示した。