会議では、党の組織的および政治的問題と、8日から10日に開かれた党中央委員会総会で決定した課題の実現について協議したほか、今年の国政における党組織全般の役割強化についても協議した。
朝鮮中央通信は「党の規律を順守する気風を立て、一部の幹部の間で現れている官僚主義をはじめとする不健全で非革命的な行為に対し、さらに強力な闘争を展開することについて討議した」と報じた。
金氏は「党の規約と規律を順守する気風を厳格に立てることが不可欠な先決課題だ」という基本的な考えを示した。その上で、中央監査委員会など規律調査部の権限を強化し、「厳格な監督事業体制と処罰制度」を実施するよう命じた。金氏によれば「党の広範囲な政治活動を強い規律制度で徹底的に担保しなければならない」という。
8日から10日に行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会拡大会議は、2022年上半期の党および国家の主要政策について中間結果を総括した。また、新型コロナ対策や、農業、建設、その他の経済分野における計画の実施、国民生活の質の向上について議論され、下半期の政策の方向性を決定した。
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