記事の執筆者である欧州政策分析センターの研究職員、エドワード・ルーカス氏によると、ウクライナにおけるロシアの特殊作戦は、ブロック内の問題を明らかにしたという。
記事では、「まず、30カ国からなる同盟はあまりにも厄介だ。 軍事的観点からいえば、意義があるのは米国をはじめとしたいくつかの国だけであり、政治的観点からは、小国のルクセンブルクやアイスランドでさえ投票権を持っている」と指摘する。
また、ルーカス氏は、2019年に、フランスのエマニュエル・マクロン大統領がNATOの「オーバーホール」を要求したと指摘した。
さら同執筆者は、NATOは時代遅れであり、その団結を失ったと述べた。