韓国大統領、北朝鮮ロケット砲発射後に映画鑑賞 必要な対応は取ったと説明

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は13日、北朝鮮がロケット砲とみられるものを発射した後に映画観賞をしていたことについて、記者団から「危惧する国民もいるようだが」と問いかけられ、必要な対応は取ったと説明した。韓国の聯合ニュースが報じた。
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尹大統領は12日午後、ソウル市内の映画館で、第75回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した韓国映画「ベイビー・ブローカー」(是枝裕和監督)を鑑賞した。
同日午前、北朝鮮はロケット砲とみられるものを発射していた。
韓国合同参謀本部は12日、北朝鮮が複数の多連装ロケット砲(MLRS)とされるものを発射した模様だと発表した。
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聯合ニュースによると、尹大統領は13日、北朝鮮がロケット砲とみられるものを発射した後に映画鑑賞をしていたことについて、記者団から「危惧する国民もいるようだが」と問いかけられ、「危惧を抱くほどではない」と答え、「放射砲はミサイルに準じるものとは見なされないため、それに必要な対応をした」と説明した。
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