先に米国防総省はハイマースの使用方法をウクライナ兵に訓練していると発表していた。この発表を受けアントノフ駐米大使は懸念を示した。
「こうした言葉から、ワシントンはさらなるエスカレートに突き進む用意があると評価できる。米国人には停戦調停に向けた意思がないことを示すだけである」
また、米国がロシアとウクライナという友好国民を争うようけしかけ、ウクライナの手を借りて戦場でロシアに勝利するという考えにとらわれると評価した。
先に、米国防総省のコリン・カール副長官はウクライナに更なる火力を供与することに集中しているとし、米軍が行う軍事支援の規模と範囲について前代未聞のレベルと評価した。
なお、国防総省によると、ウクライナに兵器供与が行われるとしても、依然としてロシア側の火力はウクライナ側を遥かに上回るという。
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