島根県が原発再稼働に同意 やむをえないとの認識示す

15日、島根県の丸山達也知事が萩生田光一経済産業相と面会し、中国電力島根原発2号機の再稼働に同意すると伝えた。
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丸山知事は、現状においてやむをえないとの認識を示した。萩生田大臣は、エネルギーの安定供給や気候変動対策の上で、安全最優先で原発を活用することが不可欠と語った。
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丸山知事は、面会後の記者の質問に対し、再稼働に積極的な意義は見いだせと述べつつ、安定供給や市民が対応可能な料金基準、脱炭素の3つの問題をクリアするにあたり、ある程度の活用が避けられないとの認識を示した。再稼働は早くても2023年春以降の見通し。
これに先立ち、関西電力は美浜原発3号機の運転再開を8月に前倒すと発表している。同原発は運転開始から40年を超えた原発として日本国内とはじめて再稼働したが、「テロ対策施設」の建設が間に合わず、運転を停止していた。
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