中国の地球外文明研究チームのチャン代表は、「さらなる調査・研究が必要であり、それには長い時間がかかることになる」と語った。
同代表は、研究者チームは、2019年に天体望遠鏡が収集したデータを処理する際に、2020年に宇宙から発せられた2つのシグナル群を発見したと説明した。また、同氏は今年、太陽系外惑星の観測時にもう1つ別のシグナルらしくものを発見している。
天文学者らは、これらのシグナルにはよりシンプルな理由があるかもしれないと強調する。
中国南西部の貴州省の山岳地帯に設置された直径500メートルの天体望遠鏡「FAST」は、世界で最大かつもっとも感度の高い電波望遠鏡といえる。2018年に同望遠鏡には地球外文明を探索するためのサーバー機器が搭載され、2020年9月から正式に地球外生命体の探索を開始した。
先日、米航空宇宙局(NASA)は、未確認飛行物体(UFO)について調査する研究チームを設置すると発表した。
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