同誌の報道によると、「Su-57」、「F-35」、「J-20」はいずれも第5世代戦闘機に分類されるが、性能はそれぞれ異なる。第5世代戦闘機の生産は今後10年にわたり続けられるとされており、これらを比較することは上空での軍事バランスの分析に有用だとされる。
中国の「J-20」は上空での「空対空」の戦闘に効果的な武器を備えている。特に改良版の「J-20A」はエンジン性能が高く、ステルス性も高いという。一方で操作性は「F-35」に劣り、対地戦闘では引けを取るという。
米国の「F-35」は3つのうち最も軽い戦闘機で、「Su-57」や「J-20」に比べると軽装備だ。「F-35」は他と比べて機動性に劣るが、高いステルス性と高度な電子戦対応装置がそれを相殺している。
ロシアの「Su-57」は広範囲をカバーする空対空ミサイルと機体表面全体に張り巡らされたセンサーが特徴だ。ステルス性能では引けを取るものの、機動性では第5世代戦闘機の中で最も優れているという。
これまでに、日本の防衛省が航空自衛隊のF2戦闘機の後継機について、航空防衛機器大手BAEシステムズ(英国)と三菱重工(日本)を軸とする日英による共同研究開発事業とする方向で調整に入ったと報じられていた。
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