イタリア当局によると、水不足の原因は雨が少なかったことに加え、平年より2度~3度平均気温が高くなっていること、暖冬の影響で積雪が少なく山岳地帯の雪解け水がすでになくなってしまったことなどが挙げられる。
現地で水道事業を手掛ける「Utilitalia」は、北部ロンバルディア州とピエモンテ州の125の居住地域に夜間の水の使用停止を通告する事態となっている。
日本ではこのごろ、電力不足が懸念されている。松野官房長官は6日、夏に向けて電力需給が厳しくなると指摘し、節電を呼びかけるとともに「電力需給に関する検討会合」を5年ぶりに開催すると表明していた。
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