IT・科学

新型CPウイルスに警鐘 「感染すれば搾り尽くされる」

コロナやサル痘など世界で新たなウイルス感染症が猛威を振るう昨今、サイバー空間においても新型コンピュータウイルスが登場し専門家が警鐘を鳴らしている。「プログラム・コンバイン」と呼ばれる新たなタイプは、従来のウイルスの様々な作用を結合したハイブリッド型のものでより危険性が高いという。
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露サイバーセキュリティ会社「Infosecurity」の専門家のアレクサンドル・ブラスコ氏は、ラジオ・スプートニクの取材に対し、「プログラム・コンバイン」の危険性について語った。
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ブラスコ氏によると、危険なプログラムの大半は1つの攻撃作用しか及ぼさない。だが、「プログラム・コンバイン」は複数の種類のウイルス作用が混ざったものになっており、ありとあらゆる手を使い攻撃を仕掛けてくるという。

「コンピュータがプログラム・コンバインに感染すると、(預金やデータを)搾り尽くされる可能性がある。金が盗めれば盗み、できなければパスワードを盗みハッカーにアカウントを乗っ取らせる。それでもだめだったら被害者のコンピュータ内のデータをブロックし、解除と引き換えに身代金の支払いを要求しようとする」

ブラスコ氏は、こうしたサイバー犯罪の被害に遭わないようにするためにも、むやみにリンクに飛んだり出所不明のファイルを開いたりしないように呼びかけている。
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