新型コロナウイルス

「スプートニクV」のオミクロン株に対する効果97% 追加接種した場合

ロシアのガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターは、ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のオミクロン株に対する効果について、研究の結果、「スプートニク・ライト」によるブースター(追加)接種、または「スプートニクV」を再接種した場合の入院予防効果は97%であることが示されたと発表した。
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ガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターは「研究結果によると、『スプートニク・ライト』をブースター接種した場合、または『スプートニクV』を再接種した場合の『スプートニクV』ワクチンのオミクロン株に対する全タイプの入院予防効果は97%、重症化予防効果は99.4%だった」と発表した。
また研究センターによると、「スプートニクV」を少なくとも1回接種した場合の全タイプの入院予防効果は85.9%だった。
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「スプートニクV」は現在、世界71か国で承認されており、使用を承認した71か国の総人口は40億人以上にのぼる。「スプートニク・ライト」は30か国以上で承認されている。
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