ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ東部で米国人傭兵2名がロシア側の捕虜に、ホワイトハウスは事実確認できず

ホワイトハウスはウクライナで米国人傭兵2名がロシア側の捕虜になったという英紙テレグラフの報道を確認しているものの、これらの情報の信憑性を確認することができない。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官が記者会見で表明した。
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カービー戦略広報調整官によると、ホワイトハウスは状況確認に向けて全力を尽くしているという。その上でウクライナの戦闘行為に参加しないよう市民に呼びかけたほか、ウクライナ支援には戦闘行為に関わる以外にも多くの手段が残されていると指摘した。
15日に英紙テレグラフは、ウクライナ東部で戦闘行為に関わっていた米国の傭兵2人が先週、ハリキウ(ハリコフ)近郊でロシア側の捕虜になったと報じていた。
報道によると、捕虜になったのはアレクサンダー・ドリュケさん(39)とエンディ・ヒュインさん(27)で、いずれもウクライナ軍側で戦闘行為に関わっていたという。報道によると、2人はロシア軍の捕虜になった最初の米国人とのこと。2人を知る他の米国人傭兵によると、2人は部隊から離脱し、行方不明となっている間に進軍してきたロシア軍によって捕虜にされたという。ドローンや偵察隊員が捜索を行ったものの、2人の行方や装備は確認できなかった。一方、ロシアのSNS、telegramチャンネルでは米国人傭兵2人がハリキウ近郊で捕虜になったとの発表があった。テレグラフ紙はチャンネルの詳細について言及していない。2人を知る米国人傭兵は英紙の取材に対し、偶然の一致ではないとコメント、「この地域の戦闘に加わっている米国人は私達だけ」と語った。
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