ロシア文化のボイコットに反対する運動が伊ミラノで開催、スカラ座はムソルグスキーで新シーズン開幕へ

イタリアのミラノではロシア文化のボイコット、及びあらゆる種類の差別に反対する抗議活動が開催され、およそ100人がこのイベントに参加した。
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イベントはミラノの平和アーチ広場で開催された。同様のイベントはそれ以前にもローマ都心で行われていた。キャンペーンの主催者である「大ロシアの友人たち」協会のユリヤ・バザロワ書記長はこのイベントに対し、多くのイタリア人歌手、文化関係者、社会学者、芸術学者、詩人が連帯の意思を表明したと語った。抗議活動の開始から1ヶ月が経ち、ミラノのスカラ座ではムソルグスキーのオペラで新シーズン幕開が決まったという。
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ローマでは5月上旬にロシアの作曲家らによるクラシック・コンサートが開催されていた。この傾向を踏まえ、前向きな予兆は確認されているとバザロワ書記長は取材で語った。
このキャンペーンでは、「文化は民族の対話」、「文化から真実へ」、「ロシア差別にNO」どのスローガンが掲げられているという。
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