北朝鮮で「急性腸内性感染症」が発生 金正恩が地元の党委員会に薬品を提供

北朝鮮南西部・黄海南道の海州市と康郡一帯では「急性腸内性感染症」が発生した。朝鮮中央通信が報じた。
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北朝鮮のメディアは具体的な病名を明らかにしていないが、韓国のメディアは腸チフス、赤痢、コレラなどの可能性があると伝えている。
それを受け、金正恩朝鮮労働党総書記は隔離や地域の消毒強化などの対策を徹底するよう指示し、地元の党委員会に家庭用の薬品を提供した。
また北朝鮮では新型コロナウイルスも拡大している。同通信は国家非常防疫司令部の集計をもとに、15日午後6時までの24時間に約2万6010人の新規感染者が確認されたと報じた。
新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスの世界的大流行が始待って以来、北朝鮮は初めて国内で新型コロナウイルスの感染例が発見されたと発表した。朝鮮中央通信によると、4月末以降、国内では謎の熱病が広まっているという。北朝鮮国営メディアの一連の報道から、国内では新型コロナウイルスが拡大していると結論付けることが可能であるものの、そのうちの何人が感染者であるかを特定する正確なデータは示されていない。
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