ウクライナでの露特別軍事作戦

3人目の米国人捕虜に関する情報、宇政府や国際赤十字と連携して確認=米国務省

米国はウクライナの戦闘地域で活動し、その後行方が分からなくなっていた米国人傭兵が新たにロシア軍の捕虜になったとの情報を入手した。ロシア軍の捕虜になったとされる米国人はこれで3人目。米国務省のネッド・プライス報道官が表明した。
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米国務省は新たな捕虜に関する情報を受け取ったことを明らかにした。捕虜となった傭兵はウクライナに出発し、東部の戦闘地域で活動していたとのこと。
米国政府はウクライナ政府、及び国際赤十字社と連携し、捕虜となった傭兵らについての情報収集を進めている。ただし現時点でロシア側とは連携をとっていない。
プライス報道官はこれらの傭兵に対し、捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ条約を遵守することをロシア側に期待すると発言した。
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先に英紙テレグラフは、ウクライナ東部で戦闘行為に関わっていた米国の傭兵2人が先週、ハリキウ(ハリコフ)近郊でロシア側の捕虜になったと報じていた。報道によると、捕虜になったのはアレクサンダー・ドリュケさん(39)とエンディ・ヒュインさん(27)で、いずれもウクライナ軍側で戦闘行為に関わっていたという。
報道によると、2人はロシア軍の捕虜になった最初の米国人とのこと。2人を知る他の米国人傭兵によると、2人は部隊から離脱し、行方不明となっている間に進軍してきたロシア軍によって捕虜にされたという。ドローンや偵察隊員が捜索を行ったものの、2人の行方や装備は確認できなかった。一方、ロシアのSNS、telegramチャンネルでは米国人傭兵2人がハリキウ近郊で捕虜になったとの発表があった。テレグラフ紙はチャンネルの詳細について言及していない。2人を知る米国人傭兵は英紙の取材に対し、偶然の一致ではないとコメント、「この地域の戦闘に加わっている米国人は私達だけ」と語った。
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