ウクライナ情勢を背景として露日関係が悪化している状況をふまえ、チェクンコフ氏は次のように述べている。
「我々は実務者ルートを通して連絡をとっている。露日協力の今後が見えるし、分かっている。アジアがイコール我々、ロシアである以上、彼ら(日本)は数十年にもわたりあぐらをかき、ワシントン(米国政府)の言いなりとはならない。ロシアは国土の4分の3がアジアだ。北海道がサハリンと、新潟がウラジオストクと協力するのは、シアトルとの協力よりもずっと自然なのだ。(露日は)建設的で長期的な協力関係を築けると確信している」
また、チェクンコフ氏は、日本が主権国家として互恵的な利益に敬意をもって取り組み、健全な対話に戻るのが早ければ早いほど、人類全体、地域全体にとって有益だと指摘した。
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