同オークションハウスなどによると、「山崎 55年」は長期熟成のシングルモルトウイスキーで、「日本の歴史上最も価値の高い一本」と紹介されている。落札価格は予想価格を1350万~2700万円ほど上回ったという。コロナ禍以前の外国人観光客の増加に伴い、日本産ウイスキーの需要は大幅に伸びた。これを受け日本の酒造メーカーはウイスキーの生産力を向上させたが、人気ブランドはすぐに品薄になるなどしていた。外国人観光客の受け入れ再開を機に日本産ウイスキーの更なる需要拡大が期待されている。関連ニュース