ガスプロムネフチの開発者によると、この環境にやさしい容器の特性は、通常のプラスチック製容器と変わらない。特殊な生物学的充填剤によって、オイルの使用期限全体を通してその強度を維持する。使用後は、植物性の原料をベースにつくられた有機成分が、日光、水、酸素の影響下で容器の完全な分解を促進する。プラスチックが自然分解される時間は、400年から20年に短縮される。
このバイオ容器は実験室でのテストに合格しており、近いうちに、エンジンオイル用の容量1〜5リットル容器のテスト販売が行われる予定。
ガスプロムネフチの開発者たちは、この生分解性容器について、幅広い用途に使用できる環境に優しい容器をつくるための根本的に新しいアプローチの見本になると確信を示している。
先に、プラスチックを1週間で分解、再生できる方法を米国の研究チームが開発したと報じられた。
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