韓国のプログラマー、「Internet Explorer」の墓を建立

6月15日に米マイクロソフト社が提供するブラウザ「Internet Explorer」のサポートが終了したことを受け、韓国南部・慶州市のプログラマー、チョン・キエンさんが同ブラウザの墓を建立した。ロイター通信などが伝えている。
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ロイター通信などによると、チョンさんが建てた「Internet Explorer」の墓石には次のように記されている。

「故Internet Explorer 、1995年8月17日~2022年6月15日、彼は他のブラウザをダウンロードするのに役に立つツールでした」

この一文には、「Internet Explorer」は独自のウェブ標準のせいでサイト作成に難があり、他のブラウザを使用せざるを得なかったということをふまえた、チョンさんなりの皮肉が込められている。制作には1ヶ月と430000ウォン(約45000円)の資金を要したという。
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チョンさんは「寂しいけど、引きずりはしないよ。『Internet Explorer』の退役は『良い死』だと思うね」と話している。
マイクロソフト社は2022年6月15日、「Internet Explorer」のサポートを終了。1995年からの27年間に及ぶ歴史に幕を閉じた。サポート終了後は同社が提供する別のブラウザ「Microsoft Edge」に機能が集約されるとして、新ブラウザへの移行を呼びかけていた。
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