NATO ロシアを「安全脅威」 今月末首脳会議で宣言予定

今月末に開催を控えたNATO首脳会議で、ロシアは平和と安定の脅威として位置付けられる。ストルテンベルグ事務局長が「Bild am Sonntag」紙へのインタビューで語った。
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同事務局長は「ロシアはもうパートナーではなく、我々の安全、平和、安定の脅威である旨が宣言される」と述べた。
一方でストルテンベルグ事務局長は、NATOは「ロシアの核戦力の準備態勢がさらに上がった」ようには「見えない」とあらためて指摘。
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さらに、新戦略構想では中国についても言及され、同国の強化はNATOの利益、価値、安全への挑戦となるとしている。
ロシアはこれまで何度となく、NATOは対立を目的としており、同機構のさらなる拡大により欧州にこれ以上の安全がもたらされることはないと指摘してきた。
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