2022年5月、プレミア電気自動車をリリースしたNIOはノルウェー市場に参入し、年内までにドイツ、オランダ、スウェーデン、デンマークでも販売を開始する予定。ところが独アウディは、NIO車の名称がアウディ車のものと酷似しているとし、NIOを相手取り提訴に踏み切った。
Handelsblatt紙によると、問題となったのはNIOのES6とES8。アウディ法務部は、同社S6とS8と音が同じであり、消費者を混乱させると主張している。NIOのクロスオーバー車ES6は現時点では中国国内市場のみの対応だが、電気自動車のES8はすでにノルウェーで販売されている。NIOは今後、権利を主張するか、輸出用に新たな名称を考えるか、対応を迫られることになる。
スプートニク通信ではこれより前、2035年からEU(欧州連合)で新たに販売されるのは電気自動車のみになることを伝えた。ただし全員がこれに納得しているわけではない。
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