韓国は2010年以来、ヌリ号の開発に約2兆ウォン(約18億ドル)を費やした。同プロジェクトの目的は、重さ1.5トンの衛星を低軌道(600〜800キロ)に投入できる打ち上げロケットの開発だった。21日に予定されているのは、ヌリ号の2回目の打ち上げ。初の打ち上げ試験は、2021年10月に実施された。ヌリ号は目標の高度700キロに到達したが、3段目のエンジンが想定より早く停止したため、ダミー衛星を軌道に投入することができなかった。