ロシアによる特殊作戦の開始前、スイスでウクライナ改革に関するフォーラムの開催が予定されていた。現在の状況において、スイス政府はこのイベントを「ウクライナの国際的再建の始まり」に変えたいとしている。同紙は、イニャツィオ・カシス連邦大統領によるこの言葉を引用している。ウクライナ復興に関するこの会議には、40カ国および20の国際機関が参加する。
スイス国民党は、同紙に対し「スイスはこの紛争の解決において役割を果たしたいのであれば、ロシアを事実上排除したウクライナに関する会議を開催するのではなく、双方と話し合うべきだ。ましてや、ウクライナ政府は新たな要求の提示に向け、どのようにこのサミットを利用するのかわからない」と述べた。
一方、同党のフランツ・グリューター議員は、ウクライナ領土で軍事活動が行われているため、今は復興について語るのは不適切であり、いずれウクライナのための「マーシャル・プラン」が必要だと考えている。
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