テスラ車の中国・北戴河への進入禁止へ

毎年夏に中国共産党の会議が開かれる北京近郊の避暑地・北戴河で、米電気自動車(EV)大手テスラの車の進入が7月1日から禁止される。ロイター通信が20日、地元警察当局を引用して報じた。
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ロイターによると、テスラ車の進入は少なくとも2か月間禁止される。
6月初旬にも四川省の成都で一部の道路へのテスラ車の進入が禁止された。当時、習近平国家主席が成都を訪問していた。
テスラ車はすでに2021年、軍関連の施設や団地がある中国の一部地域への進入を禁止されている。車載カメラで機密情報が収集される懸念があるとされた。テスラ側は、データを中国国外へ「持ち出さない」ことを約束した。
テスラは、駐車、オートパイロット、自動運転の機能を制御するために、複数の小型カメラを使用している。カメラは主に車の外側に設置されている。
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