韓国 ロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げに成功

21日、韓国南部の羅老宇宙センター(ナロうちゅうセンター)から国産の宇宙ロケット「ヌリ号」(KSLV-II)の打ち上げが行われ、成功した。
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韓国航空宇宙研究院(KARI)は、同国設計のロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げが現地時間の午後4時(日本時間も同様)に予定されていることを確認していた。科学技術情報通信部の呉泰錫(オ・テソク)第1次官がブリーフィングで明らかにした。
同氏によれば、飛行試験委員会が会合を開き、ロケットの技術的状態や気象条件、他の宇宙物体の位置が予定される打上げに影響しないと判断した。
当初、ロケット「ヌリ号」は6月15日に打ち上げが予定されていたが、打ち上げ基地周辺の強風のため、6月16日に延期された。
韓国は2010年にブースターロケットの開発を開始し、その予算として2兆ウォン(約2091億円)が支出されている。同部は20日、ロケット「ヌリ号」の打ち上げ準備が完了したことを発表していた。
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