東京五輪の経費 招致段階から倍増 1兆4238億円に

21日、東京五輪・パラリンピック組織委員会が都内で理事会を開催し、大会経費の最終報告を行った。経費の総額は1兆4238億円にのぼり、招致活動段階で示した7340億円からほぼ倍増した。毎日新聞が報じた。
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大会経費は2020年の延期費用を盛り込んだ段階で1兆6440億円にまで膨らんだが、無観客開催などから支出が減少。また、当初900億円を見込んでいたチケット収入はわずか4億円にとどまった。
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組織委は今月末に解散を予定しており、残務処理を清算法人が行うことになる。また、年度内をめどに決算がまとめられる。
東京夏季五輪は、当初2020年に開催される予定だったが、新型コロナのパンデミックにより1年延期された。同大会は7月23日から8月8日まで開催され、ほぼすべての競技が無観客で実施された初の大会となった。
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