日本はロシアへの圧力強化でG7と協力 内閣官房長官

ウクライナでの特殊軍事作戦に関連した制裁逃れを許さず、ロシアへの圧力を強めるため、日本はG7との協力を進める。また、ロシア産原油の対中国輸出の増加に対し、中国政府に対しても働きかけを行う。21日のブリーフィングで日本の松野博一官房長官が語った。
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松野官房長官は、「G7首脳会合では、制裁の回避や迂回を行わせないことについて、G7で連携し、各国に働きかけることで一致している。制裁の抜け道が生じないよう、G7、国際社会と緊密に連携し、ロシアへの外交的・経済的圧力を強め、中国への働きかけを含め、適切に対応する」と強調した。
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中国の税関データによると、5月のロシア産原油の輸入は昨年比で55%増加している。ロシアは供給量でサウジアラビアを上回り、中国にとって最大の炭化水素供給国となっている。
ロイター通信は、西側諸国は制裁を科しているが、ロシアは石油の販売先を見つけだすことができると考えている。
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