ウクライナでの露特別軍事作戦

ホワイトハウス、米国人傭兵に対する死刑判決の可能性に懸念を示す

ホワイトハウスはロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官がウクライナ東部で捕虜になった米国人傭兵2名について、死刑判決の可能性を示唆していることに懸念を示している。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官が記者会見で表明した。
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カービー戦略広報調整官は捕虜になったとされる傭兵についての情報収集を進めると同時に、ロシア政府高官が「ウクライナにいた米国市民」の死刑宣告を容認していることには「驚愕する」と指摘した。
米国務省のネッド・プライス報道官はこれらの傭兵を巡り、ロシア側に連絡していることをブリーフィングで明らかにした。
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先にドミトリー・ペスコフ報道官は米MSNBCテレビの取材に応じた中で、ロシア軍を攻撃していた米国人らは傭兵(soldier of fortuneであることから、捕虜の扱いについて定めたジュネーブ条約の適用対象にはならないとの見方を示していた。また記者の質問に答えた中で、傭兵らに対する死刑宣告の可能性を否定しなかったほか、 ロシア政府は裁判所の決定に干渉する権利を持たないと説明した。
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15日に英紙テレグラフは、ウクライナ東部で戦闘行為に関わっていた米国の傭兵2人がハリキウ(ハリコフ)近郊でロシア側の捕虜になったと報じていた。
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