元受刑者は、テロ活動に関与したとして有罪判決を受け、服役していた。判決によると、刑務所の職員が点検などの際に元受刑者の権利を侵害した。元受刑者は、キューゲ、オーフス、ホーセンスの刑務所に服役し、そこの独房で点検や検査などが行われた。元受刑者は釈放後、デンマークの刑務所を相手取り、1万ドル(約140万円)の損害賠償を求めて提訴した。デンマーク最高裁は、欧州人権条約の条項に違反したとして、刑務官の行動は違反だと判断し、刑務所側に損害賠償の支払いを命じた。関連記事無実の男性 23年の獄中生活を経て億万長者に 米国