聯合ニュースによると、約1年ぶりとなる党中央軍事委員会拡大会議は21日から始まり、金正恩氏が司会を務めた。
会議で金正恩氏は、「前線部隊などの作戦能力を高めるための重要な軍事的対策などを取り扱う党中央の戦略的な見解と決心」を述べ、前線部隊の作戦任務追加や作戦計画の修正について軍幹部らと議論した。
朝鮮中央テレビは前線部隊の作戦修正に関する具体的な内容は明らかにしていないが、韓国軍内では核兵器の搭載が可能な短距離ミサイルの運用との関連があるとする見方も出ているという。北朝鮮メディアは4月に行われた「新型戦術誘導兵器」の発射実験の際、戦術核兵器を最前線の砲兵部隊で運用すると報じていた。
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