コルチャギン氏によると、研究所の試験管の中には、樹齢200年のオークの木の「マイクロクローン」がすでに5つある。
通常は植物の若枝を使うが、オークの木は高齢かつ腐っていたため、ここにたどり着くまでの道のりは容易ではなかったという。
将来的にサンプルを試験管から温室へ移し、その後、「ツルゲーネフのオーク」と同じ苗木がつくられる。
このオークの木は、倒れて朽ちてしまったものの、欧州のコンテスト「ツリー・オブ・ザ・イヤー」に参加する予定だったが、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦により、参加が取り消された。