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ロシア 樹齢200年の木のクローン作成

全ロシア森林遺伝学・品種改良・バイオテクノロジー研究所の研究チームは、198年前にロシアの作家イワン・ツルゲーネフが植え、2021年に嵐で倒れたオークの木のクローンを作成した。同研究所のオレグ・コルチャギン所長臨時代行が明らかにした。
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コルチャギン氏によると、研究所の試験管の中には、樹齢200年のオークの木の「マイクロクローン」がすでに5つある。
樹齢200年のオークの木の「マイクロクローン」
通常は植物の若枝を使うが、オークの木は高齢かつ腐っていたため、ここにたどり着くまでの道のりは容易ではなかったという。
将来的にサンプルを試験管から温室へ移し、その後、「ツルゲーネフのオーク」と同じ苗木がつくられる。
このオークの木は、倒れて朽ちてしまったものの、欧州のコンテスト「ツリー・オブ・ザ・イヤー」に参加する予定だったが、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦により、参加が取り消された。
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