ラブロフ外相は「グテーレス氏は最初にウクライナの穀物の輸出の問題、次にロシアの穀物の輸出の問題を解決したい。誰も我々をも急がせていない」と語った。
ラブロフ氏によれば、「この状況は多くの開発途上国に問題を引き起こしている」。
同氏は「国連事務総長は自らの行動により、食糧危機を長引かせ、穀物を迅速に送ることを不可能にしている。これは残念だ」と強調した。
国連は穀物不足による食糧危機の脅威を繰り返し述べており、西側諸国はロシアがウクライナ産穀物の世界市場への供給を妨害していると非難した。ロシア政府は断固としてこれを否定し、ウクライナ政府自身が穀物輸出のための数々の障害を作り出したとしている。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナからの穀物輸出に問題はなく、ロシアはこれを阻止していないと述べている。ウクライナが機雷を撤去し、港を空ければ、穀物を搭載した船舶は問題なく出港できると指摘した。
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